【いよいよラスト!】2023年1月「身体の使い方養成講座」和身塾7期の様子

こんにちは、青木です。

和身塾7期2023年1月【大阪】【東京】講座の様子を一挙まとめてお届けします。

 

2022年8月からスタートした和身塾7期ですが、今回で講座期間終了となります。

本当にはやかったですねぇ、あっという間って感じです。とても今回で終了とは思えない雰囲気でした。

 

 

2023年1月【大阪】講座の様子

まずは、大阪講座の様子から。

今回のテーマは「全力を出し切る」です。

 

初日の基礎コース

筋肉をグッと収縮して力を発揮させる「出力」という使い方で押すと相手は動きません。

いかに筋肉を柔らかくして力を伝えるかを稽古します。

言葉にすると「エネルギー」とか「気」

これらを高めるためにプランクの状態で人を乗せてます。

気やエネルギーが高く充実していると人を乗せても崩れません。

限界を超えると崩れます。←腰のあたりに人を乗せてキープするのはかなりキツイです。

自分がどのぐらいの気やエネルギーの状態なのかが確認できるんですね。

かなり充実しています。

その状態で相手を押すと・・・

吹っ飛びます。

腕相撲でも検証。

相手と組んだ状態で検証。

普段の生活で僕たちは気やエネルギーが低いのが当たり前になってます。

子どもは常にいろんなものに興味を持ちます。

心が動くと同時に身体も動かしています。

エネルギーが切れたらグッスリ眠るのが子ども。

一日の中で心や身体を使い切っているのか?

「全力を出し切る」というのはそういうことなのだと思う。

普段からそこまで出し切ってないからなのか、今回の稽古は疲れた様子を見せる人も・・・

ということで一旦休憩します。

続いて「あくび」の力を実感してみよう。

強い力が発揮される。伸び伸びした身体恐るべし。

全力で相手を感じられているかの検証。

「全力を出しきる」その意味は海底よりも深い、、

草刈さん、江口さん、あおき、よねちゃん、中根さん、源さん、浅利さん

鳥取、奈良、愛知、広島、徳島から大阪に講座を受けにきてくれた方々と乾杯!

お疲れ様でした。

 

2日目は山崎さん超越コース

さぁ、2日目のスタートです。

山崎さんの腕をおもいっきり取りに行きます。

バチっと受け止められてさらに自分に力が跳ね返ってきます。

いやぁ、これすごいんです。

筋肉の力で止めようと思っても押されちゃいます。

推測すると、まずは気の強さは必要。その強さを自ら出しているのではない。

相手の気の量に合わせているんです。体現するのはムズイ、、

普段から心が動くことをどれだけやっているか、その熱量がどれほど高いか、こういったことが身体に出るのだと思う。

稽古でテクニック的に体現しようとしても仕方がない。

できてないことを気づいて日常で自分の枠を超えていく、そんな心構えが必要なんだなぁって思いました。

受けたときに感じたのは、フワッと立ち上がるのがとても気持ちがいいということ。

めちゃくちゃ軽く立ち上がれて驚きました!

「手繋ぎ落とし」

それにしても、面白い技を思いつくものですね(笑)

肩組み落としに挑戦。

山崎さんにかけるのは自分の状態を確認できるので貴重。

かかるかなぁ・・・

おっ、

かかった!素直にうれしい。

細かな技術というより、愉快な感じで楽しいねぇっていう思いで関わったらかかりました。

よねちゃんも挑戦。

なんかかかりそうな気配。

おっ、

かかった〜!

すごい崩れ方でした〜

拍手〜パチパチ

ラストの挨拶。

大阪講座愉快な仲間たち♪

 

 

続いては東京講座です。

2023年1月【東京】講座の様子

 

初日の基礎コース

筋力で押すだけでは女性でも止められてしまいます。

逆に、女性でも男性を動かすことができる力の伝え方があります。

和身塾の面白いところは、性別、年齢、職業など多種多様な人たちが集まって、身体の使い方を一緒に学べることです。

武術一筋で鍛錬してきた人、ダンスの先生として活躍されてる方、ゲーム好きの公務員の方、

整骨院の経営をされてる方、整体師の方、ベーシストの方、会社員の方、

役者をされてる方、営業マン、コーチ、医師、介護職の方、セラピストさんなどなど、、

「身体」という共通言語を通じて、各々の課題を見つけて人生に役立てていくことができるのが、和身塾です。

人に乗っかられていても、、結果、人生に役立つんですよ。

乗られている箇所に気を集めることで乗られても大丈夫。気を抜いた瞬間に苦しさと痛みを感じるんです。

休憩時間も身体の話、、

力を使わないで相手を投げる

いろんな視点があるので体得には時間はかかります。

できるできないではない、それよりも今何をやっているのか、そして、繊細な感覚を掴むまでの過程が大切。

効率よく力を伝える具体的な身体の使い方も大切。

身体の使い方の視点は星の数ほどあるのかもしれません。

意識のコントロールも身体の使い方の一部なんです。

どれだけ体得できているのか?

自分の立ち位置を知るために、講座の最初の頃にやった稽古をやってみました。

感覚はどうだったでしょうか?

気づかないうちに感覚が良くなっていて、効率よく身体が使えていたのではないでしょうか?

できるようになっているのかな、、成長しているのかな、、自分ではよくわからないかもしれません。

過去を思い出すと自分も同じように感じていた時がありました。

経験上言えるのは、ふと振り返ってみたときに、そういえば以前できなかったことができるようになってるなぁ、感覚が良くなってるなぁ、、

随分遠くまで歩いてきたなぁと感じた時がありました。そんなふうに思える時がやってくるんですね。

佐藤さん、あおき、奥村さん、伊比さん、中根さん、高島さん、村上さん、よねちゃん、奥山さん。

かんぱーい。

3時間集中しての稽古お疲れ様でした!

 

2日目は山崎さん超越コース

腕で相手を動かすようで、実は脚の使い方がポイントでした。

しかも、逆転の発想。まさかそんなふうに使っているとは!?目から鱗の智慧でした。

村上さん、綺麗な姿勢です。ハマってるのが写真でもわかります。これだけハマっていると技がかかります。

身体に隙があるなぁ、自分の写真を見ると気づけますね。

みんな集中して稽古に取り組んでいました。

東京は人数も多いので活気があります!

 

稽古後の懇親会

 

2022年8月から始まった「和身塾7期」でしたが、あっという間に最終日を迎え講座のカリキュラムが終了しました。

今回、基礎コースの講師を務めるにあたり、至らない点や未熟だった部分も多々あったと思います。

これまで学んだことを、どのように伝えるのか?どうすれば生徒さんに伝わるのか?

毎回、試行錯誤を重ねたことで、個人的にとても勉強になりました。

今回、日本各地から稽古に参加してくれて、ノートにメモをとったり、講座の動画を見返してたり、オンラインの企画にも参加してくれたり、

生徒さんが、熱心に稽古に取り組んでる姿が目に焼き付いています。

最後まで講座に参加していただき、ありがとうございました。

講座は終了ですが、身体の使い方の探究の道は始まったばかりです。

身体を内観し、いたわる心を持って日々を過ごすことで、おのずとできなかったことができるようになったり、

たくさんの気づきを得ることができたり、人としても成長していくと思うんです。

稽古で得たこと、学んだことを、気づいたことなど、これからの人生にぜひ役立ててほしい。そんなふうに思っています。

 

最後に、サポートしてくれたよねちゃん、講師の機会を与えていただいた山崎さん、本当にありがとうございました!

あおき

 

 

和身塾とは?

武道の身体原理を用いた「身体の使い方」を養成する講座で、東京、大阪にて開催しています。

身体の使い方を養う講座ではありますが、目指しているのは「自然体」です。

稽古では、検証を繰り返して「自然体」に近づいているというリアル(事実)を探求しています。

たとえば、

稽古では「相手との調和」ができているかどうかを検証します。「相手との調和」とは、相手と自分が一つになっている状態です。

その状態になると、相手を自分ごとのように動かすことができるのです。

 

 

お互いの主観的な感覚なのでは?という疑いが出るかもしれません。確かに未熟であればあるほどその懸念はあります。

しかし、僕たちは、達人レベルで体現できなかったとしても、刹那的に「調和している」という瞬間を実感することがあります。

また、大事なことは、検証することによって、限りなく「本当に調和している状態」に近づけていくことです。

 

「真実を身体で追求していこう!」

 

こういった姿勢を大事にしているのです。

物理的な身体の動きはもとより、目に見えないものまで、身体を通じて臨場感ある体感から、リアル(事実)を探求していく、これが、和身塾でやっている身体の使い方になります。

 

「もっと詳しく知りたいな!」と興味を持っていただいた方は、ぜひこちらの記事もご覧になってください。

https://washinjuku7.com/washinjyuku-gaiyo/