2022年10月28日、29日「身体の使い方養成講座」和身塾7期(東京講座)の様子
こんにちは、「和身塾7期」講師の青木です。今回は東京講座の様子をお届けします。
2022年10月【東京】講座の様子
相手を感じて触れる稽古。
感じたことをお互いにシェアしあい、「思っていること」と「やっていること」のズレをなくしていきます。
「なんとなく」ではなく「確かにそうなっている状態」を目指して稽古をしています。
間合いや距離感をちょうど良く。
自分にとってというよりかは、相手にとって、お互いにとってちょうど良いを見つける。
しかも、考えずに自然とできるようにするのが難しい。
間合いや距離感は見えないものです。
それが武道の身体の使い方を実践することで、「お互いにとってちょうど良い」状態が確かにあるということが分かるから面白いのです。
1日目の乾杯!
2日目は山崎さん担当の超越コース
「身体を通じて至らない自分を見つけて向き合う。そうすることでいくらでも人は成長できる、、」by山崎さん
地に足がついた状態かを検証する稽古
浮き足立って冷静さを欠いていると相手は動かない。言葉だけではなく感覚として身体に覚え込ませます。日常にもとても役立ちます。
身体を使い切る稽古。
「こんなに違うんだ!」
肘をしっかり伸ばすことで身体の中心がどんどん緩み、筋力ではない不思議な力が発揮されることを皆さん実感されていました。
懇親会でも相手を感じる稽古は続きます。
山崎さんは、武道をはじめてあることに気づいたそうです。
「武道は身体操作ではない、意識のコントロールなんや、ということが分かった。」そうおっしゃっていました。
これを聞いて、「あぁ、だから自分は身体の使い方を学んでいるんだな。」と思いました。
意識のコントロールを含めて体現することの難しさや深さが自分にとって必要なことだったのです。
意識をコントロールする練習にもなる身体の使い方、奥が深いです。学びはまだまだ続きます。
和身塾とは?
武道の身体原理を用いた「身体の使い方」を養成する講座で、東京、大阪にて開催しています。
身体の使い方を養う講座ではありますが、目指しているのは「自然体」です。
稽古では、検証を繰り返して「自然体」に近づいているというリアル(事実)を探求しています。
たとえば、
稽古では「相手との調和」ができているかどうかを検証します。「相手との調和」とは、相手と自分が一つになっている状態です。
その状態になると、相手を自分ごとのように動かすことができるのです。
お互いの主観的な感覚なのでは?という疑いが出るかもしれません。確かにその懸念はあります。
しかし、僕たちは、達人レベルで体現できなかったとしても、刹那的に「調和している」という瞬間を実感することがあります。
また、大事なことは、検証することによって、限りなく「本当に調和している状態」に近づけていくことです。
「真実を身体で追求していこう!」
こういった姿勢を大事にしているのです。
物理的な身体の動きはもとより、目に見えないものまで、身体を通じて臨場感ある体感から、リアル(事実)を探求していく、これが、和身塾でやっている身体の使い方になります。
「もっと詳しく知りたいな!」と興味を持っていただいた方は、ぜひこちらの記事もご覧になってください。
→https://washinjuku7.com/washinjyuku-gaiyo/