2022年9月16日、17日「身体の使い方養成講座」和身塾7期(大阪講座)の様子

「筋力を使わずに効率よく身体を使うための脱力の稽古なのに筋肉痛になりました!?」

 

こんにちは、「和身塾7期」講師の青木です。

 

今回は、9月の和身塾の講座の様子をお伝えしていきます。

 

和身塾の身体の使い方に興味をお持ちの方は多いと思います。

単なる身体の使い方だけではない、和身塾ならではの講座の魅力を伝えていきますので、お読みいただけたら嬉しいです。

 

2022年9月【大阪】講座の様子

9月は、「脱力」をテーマに稽古していきます。

 

和身塾に参加されている方は、広島、愛知、奈良、鳥取など各地から身体の使い方を学びに来られています。

背中を丸めた状態から脱力してストンと背骨を落とす稽古

腕の緊張や肘周りの緊張を脱力させることで

優しい触れ方なのに相手に伝わる力が強くなります。

不思議な現象が起きるのには理由があります。

逆に、技がかからない時は何か違うことをしていたり、自分の思ったように身体を使えていなかったり、いつもの自分の癖が出てしまっているということになります。

稽古では、自分の身体がどうなっているのか、何をやっているのかを繊細に見ていきます。

股関節を抜いて膝に力を伝える稽古

 

ただの脱力は腑抜けた状態です。

そうではなく、脱力しているけども身体は強い、柔らかいけども力が伝わってくるというような、ただ柔らかいだけではない脱力について稽古しています。

 

一般的に考えられる身体の使い方にはない視点を取り入れて、本来持っている感覚を繊細に研ぎ澄ましていくと不思議な現象が起きるんですね。

 

こちらの動画をご覧いただけると、どういったことをやっているかを理解しやすいと思います。

 

動画のような不思議な現象が起きるのには、具体的な物理的要素、力学的要素などもありますし、感性や潜在意識、気などの抽象度の高い要素など沢山の視点が必要になります。

 

二日目は、山崎さん登場です。

早速、不思議な現象を目の当たりに・・・

 

7期和身塾では

・基礎コース

・超越コース

と2種類のコースがあります。

 

超越コースは、山崎さんが担当。

持っている能力を限界まで引き出し、自分という枠であったり普通と言われている次元をはるかに超えていくためのコースです。

真剣でありながら和やかな雰囲気で稽古を行っています。

 

 

和身塾で大事にしていることは、ただイメージするだけではなくリアリティーを持つことです。

 

稽古では、今、何が起こっているのか、自分は何をしようとしていて、相手はどう感じいているのか、、

こう言ったことを一つ一つ確認して、できているのかどうかの検証をしていきます。

 

正直、「むずかしい〜!」「分からない〜!」「できない〜!」の連続です。

それでも、取り組み続けていると、「これだっ!」という瞬間が必ずやってくるんですね。

 

時間はかかるかもしれないけども、一つ一つ自分のものにしていく、一生かけてその能力を磨いていく。

そんな”道”を歩んでいくために必要な「視点」を和身塾ではお伝えしています。

 

 

 

 

和身塾とは?

武道の身体原理を用いた「身体の使い方」を養成する講座で、東京、大阪にて開催しています。

身体の使い方を養う講座ではありますが、目指しているのは「自然体」です。

稽古では、検証を繰り返して「自然体」に近づいているというリアル(事実)を探求しています。

たとえば、

稽古では「相手との調和」ができているかどうかを検証します。「相手との調和」とは、相手と自分が一つになっている状態です。

その状態になると、相手を自分ごとのように動かすことができるのです。

 

 

お互いの主観的な感覚なのでは?という疑いが出るかもしれません。確かにその懸念はあります。

しかし、僕たちは、達人レベルで体現できなかったとしても、刹那的に「調和している」という瞬間を実感することがあります。

また、大事なことは、検証することによって、限りなく「本当に調和している状態」に近づけていくことです。

 

「真実を身体で追求していこう!」

 

こういった姿勢を大事にしているのです。

物理的な身体の動きはもとより、目に見えないものまで、身体を通じて臨場感ある体感から、リアル(事実)を探求していく、これが、和身塾でやっている身体の使い方になります。

 

「もっと詳しく知りたいな!」と興味を持っていただいた方は、ぜひこちらの記事もご覧になってください。

https://washinjuku7.com/washinjyuku-gaiyo/