2023年7月身体の使い方養成講座「和身塾」8期スタート!
こんにちは、和身塾8期ベーシックコース東京講師の青木正儀です。
2023年7月【東京】講座の様子
初日のベーシックコースでは、背骨・脱力・感じるを中心にお伝えしました。
背骨をどれだけ臨場感もって感じられるか。
この視点は、多くの人に役立つことだと個人的に思っています。
四つ這いの姿勢は「触れてる箇所を感じる」ことが大切です。
細かいことですが、何気なく行っていることを感覚していくことが、身体の使い方の上達のための最初の一歩です。
8期は女性の参加者が多いですね。
男性よりも感性が高く、飲み込みが早い方も沢山いらっしゃいました。
「感じる」が本当に感じられているかを検証することができます。
こんな無茶な状態から、腕の力をやめて背骨の力を使うと・・・
大人5人に止められていても動かせます。
手の力を使っていないかを検証するために、壁の代わりにパートナーに手を合わせてもらっています。
上手に背骨を使い、相手を感じることで誰でも力を伝えることができるようになります。
繊細に背骨を感じて動かす練習。
普段、何気なく使っている身体を集中して使うことで、潜在能力が開花されていきます。
みなさん集中して取り組んでいます。
稽古後は、会場の目の前にあった「銀だこ」へ、アチッアチッて言いながら食べるたこ焼き美味かったー。
初日のベーシックコース終了です。
過去の自分も、できない、分からない、手応えがない、
何度もこの経験をしてきました。
でも、難しいことだからこそ自分にとって必要であって、
工夫しながら身体で実感し、身体に落としこむことが面白い。
道の途中は、苦悩することも多いですけどね。
とはいえ、基礎的な身体の使い方や感覚は全員で共有していきたいと思います。
お疲れ様でした!
2日目は山崎さん担当のアドバンスコース
参加者のみなさんは、YouTube和身塾チャンネルを見ている方が多いです。
いつも動画で見ている不思議な技を目の当たりにして驚いていました。
しっかり山崎さんの腕を止めてるのに・・・
ふわっと浮かされてしまいました。
止めどころがないというか、当たりがないので止められません。
難しいという声が、、ですよね。
何が難しいのかというと、
・今までの常識のままではできないから
・でも、今までの自分でやってしまう
・成功体験がないからイメージできない
・イメージできないから、どうやっていいか分からない
さぁ、これを試行錯誤して、どうやってできるようにしていくのか?
6ヶ月の講座期間でどこまでいけるのか?
その旅が始まった瞬間です。
次は片手。
力と力の勝負だと止めるのは容易ですが・・・
あれっ、浮かされる〜
気づいた時には倒されてしまうのです。
山崎さんの何もやってない感じが姿勢で見えますよね。
不思議なのですが、原理を体得することができると、「こういう世界がある」ということは信じられるようになります。
じゃあ、できるようになるのか?と言われると、、精度が高くないかもしれないけど、できるようにはなります。あきらめなければね。
続いて、、
手を繋いだ状態から・・・
うゎっ!
急に落とされます。
みんなのリアクションが、目が点になってるか、苦笑いしてるか、固まってるか。
見てはいけないものを見てしまったような感じなのかな(笑)
他にも様々な稽古を3時間たっぷりと行いました。
講座後の懇親会。
稽古も熱量高かったのですが、それにも増して激アツだった懇親会。
稽古以上に濃厚で、大切なことを学んだ気がする時間でした。
後日、個人的に稽古を振り返りました。
見本となる山崎さんと自分とで動画で見比べます。
胸椎での受け入れ(反り)がなかったことで、脚を踏ん張ってしまっていたことが分かりました。
やってる時は見本と同じようにやってるつもりだけど、見返してみると違うことをやってます。
癖も出てますしね。
もっと身体の使い方を体現できるようになりたい。
野球の動きにも活かしたい。
歳を重ねても動ける身体を手にしたい、、
体現した姿を見せることで、多くの人に貢献したいという思いがあります。
だから、身体の使い方をもっと上達させたい。
そう思った時に、
最初の頃に教えてもらった模倣するという言葉を思い出しました。
初心に帰って実践しようと思います。
和身塾とは?
武道の身体原理を用いた「身体の使い方」を養成する講座で、東京、大阪にて開催しています。
身体の使い方を養う講座ではありますが、目指しているのは「自然体」です。
稽古では、検証を繰り返して「自然体」に近づいているというリアル(事実)を探求しています。
たとえば、
稽古では「相手との調和」ができているかどうかを検証します。「相手との調和」とは、相手と自分が一つになっている状態です。
その状態になると、相手を自分ごとのように動かすことができるのです。
お互いの主観的な感覚なのでは?という疑いが出るかもしれません。確かにその懸念はあります。
しかし、僕たちは、達人レベルで体現できなかったとしても、刹那的に「調和している」という瞬間を実感することがあります。
また、大事なことは、検証することによって、限りなく「本当に調和している状態」に近づけていくことです。
「真実を身体で追求していこう!」
こういった姿勢を大事にしているのです。
物理的な身体の動きはもとより、目に見えないものまで、身体を通じて臨場感ある体感から、リアル(事実)を探求していく、これが、和身塾でやっている身体の使い方になります。
「もっと詳しく知りたいな!」と興味を持っていただいた方は、ぜひこちらの記事もご覧になってください。